2016/11/29 20:39
この『12本詰め合わせ【ツツジ】15cmポット』の内容を、簡単に御紹介します。
今回御送りした苗は全て、久留米ツツジとその交配種です。
花は小輪から中輪の多花性で、開花期は株が満開の花で覆われます。
尚、実際の花色は、掲載している写真より綺麗です（特に桃色の花）。
開花をお楽しみに御待ちください。
特に記載がない限り、開花は４月下旬から５月上旬頃が盛りです。
１．明日香（アスカ）
橙色を帯びた淡桃色の花を咲かせます。優しげな印象の花です。
開花後しばらく経過すると、花色が褪せて来ますが、そうすると桃色になります。
２．日の出（ヒノデ）
花色は紅色を帯びた濃桃色で、中輪咲きです。紅色と桃色の中間のような色合いで、美しく人目を惹きます。
３．紫胡蝶（ムラサキコチョウ）
花は濃紫色の中輪です。
同じ久留米ツツジの「裾濃の糸（スソゴノイト）」に似ますが、裾濃の糸がやや赤色を帯びた紫色なのに対し、紫胡蝶は赤色を帯びない、真の紫色という印象です。
開花期はやや遅い方です。
４．暮の雪（クレノユキ）
透けるような、純白で中輪の花を咲かせます。
白い花弁の上部に、黄緑色の斑点があります。
５．高砂（タカサゴ）
花は淡桃色で、小輪の二重咲きです。
花弁の外側が淡い桃色で、内側に進むにしたがって淡くなっていき、中心部は白くなります。
成長が旺盛で、立性の性質が強いです。
６．ウオッシュルビー
ウオッシュルビーはアザレアとの交配種で、真紅の花を咲かせます。小輪の一重咲きです。
赤花の久留米ツツジの中でも、特に赤色の発色が素晴らしい品種です。
７．今猩々（イマショウジョウ）
濃紅色の花を咲かせます。小輪の二重咲きです。
小輪咲きの品種の中でも、花が小さい部類ですが、花付きは良いです。
小さい濃紅色の花がびっしりと咲く様子は、他のツツジと違う魅力があります。
樹形が横張性で、綺麗な樹形に纏まり易いです。
８．デザイリー
アザレアとの交配種で、4月上旬から中旬に、花は桃色で、やや大きめの一重中輪咲きです。
早咲き種なので、他のツツジが咲かないうちに鮮やかに開花し、とても目立ちます。
９．レックス
鮮やかな淡橙色で中輪の花を咲かせます。
橙色のツツジは珍しいと思います。
開花は４月で、他のツツジよりやや早く開花します。
開花して暫くすると花色が褪せますが、退色した花も綺麗です。
１０．口紅（クチベニ）
花は白色の爪紅です。紅色はやや淡く、可愛らしい印象の花です。
白色と紅色の割合は花毎に違います。
１１．カメレオン
アザレアとの交配種で、花色がカメレオンの如く変化します。
咲き始めは濃紅色が主体ですが、時間が経って退色してくると、桃色が主体になっていきます。
非常に鮮やかで、独特の魅力のあるツツジです。
１２．貴婦人（キフジン）
平戸ツツジと久留米ツツジの交配種で、淡紫色で二重の花を咲かせます。
中輪多花性で、開花期は株が紫色に覆われます。
花弁の外側が紫色で、中心に向かうにつれ、徐々に薄くなってゆきます。
紫色のグラデーションが美しく特徴的です。
中心部は白色のようになり、上弁の黄緑色の斑点が映えます。
気品のある美しさで、他の紫色のツツジとは一線を画する品種です。
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以上、色合いや開花期等の特徴が異なる１２種を御送りしました。
ベーシックな久留米ツツジの他、アザレアや平戸ツツジと交配して生まれた、鮮やかで珍しい品種まで、様々です。
御気に召して頂けたら幸いです。
此度は御取引頂き、誠に有難う御座いました。
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