久留米ツツジ:麒麟、日の出、太陽、裾濃の糸、明日香 | 神多野園芸

2016/04/03 11:23

久留米ツツジは江戸時代末期頃に現在の久留米市で作出された品種群です。現在でも人気があり、各所で見られます。

現代でも続々と新種が作出されています。他の品種群との交配も多く、多種多様な品種群です。

久留米ツツジの主な特徴として、小輪から中輪の花が株全体を覆うように咲く、葉は常緑で、枝葉が密に纏まって茂る、概ね強健で育て易い、ツツジの中では樹形が小さく纏まり易いといった特徴があります。現代の園芸事情によく合っているといえます。

花の観賞以外にも、良く萌芽して枝葉が緻密になる点を生かし、刈り込んで仕立物にもされます。

常緑ですが、品種によっては冬の寒さで赤茶色の葉になります。冬の葉も味わい深いです。

 

開花期はおおよそ4月下旬から5月上旬頃です。開花期は気候にも左右されますし、品種によっては半月から一月ほどずれます。

 

 

多くの品種がありますが、以下に5種を簡単に紹介したいと思います。

 

◆麒麟

花色は淡桃色で、二重で小輪の花を咲かせます。樹形が小さく纏まり易いです。久留米ツツジの中でも有名な品種です。

 

 

 

 

 

◆日の出

花色は紅色を帯びた濃桃色で、中輪咲きです。開花期は鮮やかなピンク色に樹形が包まれ、遠くからでも目を引きます。

桃色の品種の中では紅色に近いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

◆太陽

花は朱色を帯びた赤色で、大きめの中輪咲きです。久留米ツツジの中では立性の性質がやや強い品種です。

 

 

 

 

◆裾濃の糸(スソゴノイト)

花色はやや濃桃色を帯びた紫色です。麒麟ほどではないですが、樹形が小さく纏まり易いです。

 

 

 

 

 

◆明日香(アスカ)

橙色を帯びた淡桃色の花を咲かせます。優しげな印象の花です。

 

咲き進むと、花色が淡くなります。此方も綺麗です。

 

 

 

育て方等は以下の記事を参考になさってください。

ツツジ・サツキの育て方