2017/02/09 16:24


アリゾナイトスギ ”サルフレア”(Cupressus arizonica ”Sulphurea(Sulfurea)”)は独特なクリーム色の葉色が美しいコニファーです。

葉色はクリーム色に淡緑色が混じり、複雑な色合いです。低日照下では淡緑色が強くなります。

掲載している苗は、若干の遮光で淡緑色が強いです。

冬はやや褐色を帯びます。

美しい葉色とアリゾナイトスギ特有の形状で、無二の品種です。




枝葉が密に茂り、綺麗な円錐形に育ち易いです。

同じアリゾナイトスギの”ブルーアイス”(Cupressus arizonica‘Blue Ice’)に比べ、成長がやや遅く、最終樹高が約4mと小さく、維持と管理がし易いです。ブルーアイスは約10mぐらいまで育ち、成長も早いです。

アリゾナイトスギは根張りが悪く、強風が当たる場所では倒伏の恐れがありますが、比較的樹高が小さいサルフレアは、倒伏も比較的し辛いといえます。それでも、支柱で支えて、特別強風が当たる場所は避けるべきです。

この点を除けば、病害虫にも強く、大きさも維持し易い、現代の園芸事情によく合う品種といえます。

「コニファーは大きくなりすぎて嫌」という方にもお勧めです。





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