2016/12/16 15:24

学名:Nandina domestica
樹高:2m~3m
横幅:1m前後 ※樹高と横幅は環境に因る。
樹形:株立ち。
葉色:緑色。冬は紅葉。
剪定・刈込:あまり必要ない。若木は放任しても良い。
      2月から3月頃、古い幹やひ弱な幹を根元から切って、幹を数本ぐらいにする。
      風通しが良くなり、害虫の予防になる。
病気:強い。カイガラムシの排泄物からスス病が発生する事がある。
害虫:強い。稀にカイガラムシが付くが、被害は少ない。
日照:日向を好む、半日陰でも可。日向の方が結実し易い。夏の西日が当たらない所が尚良い。
成長:やや遅い。
耐寒性:普通。暖地を好む。大まかな目安だが、露地植えの植栽可能範囲は東北南部以南。環境にも因る。
耐暑性:強い。
施肥:2月に鶏糞や油粕等の緩効性肥料、9月頃に化成肥料等。
用途:庭木、生垣、シンボルツリー、花材、鉢植え、根締め等。縁起木として古くから人気がある。



【育て方の備考】


・強健で病害虫に強く、放任気味でも良く育つ。


・耐陰性があり、半日陰でも生育するが、日向の方が結実し易い。


・開花期が梅雨であり、雨が続くと受粉が阻害され、結実し辛くなる場合がある。


・剪定はあまり必要ない。株が充実すると込み合ってくるので、古い茎やひ弱な茎等を根元から切り取ってやると良い。スッキリした見栄えになるとともに、風通しを良くしてカイガラムシを予防出来る。


・葉は緑色だが、冬は綺麗に紅葉する。日照が足りないと発色が悪くなることがある。



【概要】

更新途中。


冬に光沢のある赤い実を生らす。


冬に綺麗に紅葉する。




古くから園芸品種が多く作出されてきた。下は白い実を生らす、白実南天(シロミナンテン)。やや黄色を帯びた白い実を付ける。




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