2017/08/03 21:15

学名:Juniperus communis 'Gold Cone'
樹高:3m ※環境や仕立て方等にも因る。
樹形:円柱形または狭円錐形。幅が出ない。
葉色:新芽は黄金色。徐々に黄緑色になる。冬は緑色が若干退色し、やや褐色を帯びる。
剪定・刈込:3月から梅雨明け前まで。
病気:強い。
害虫:強い。
日照:日向を好む。日差しが足りないと、黄金色の発色が悪くなる。
成長:やや遅い。年約20cm
耐寒性:やや強い。
耐暑性:強い。
施肥:2月と9月に緩効性肥料。


【育て方の備考】


・複数の芯が立ち易い。中心の幹となる1本を残して剪定していくと、狭円錐形になる。


・日射量が足りないと、黄金色の発色が悪くなる他、枝振りが貧弱になり易い。


【概要】


密な円柱形または狭円錐形に育つコニファー。
枝が垂直方向に伸びる。
ほっそりとした黄金色の柱のような樹姿は見事で、独特の魅力がある。

新芽は黄金色で、徐々に黄緑色になる。



冬は若干緑色が淡くなり、やや褐色を帯びる。



樹形を軽く整える程度で、剪定の手間は少ない。
病害虫に強く、成長がやや遅い点も鑑みて、手間が掛からず育て易い品種。
最終樹高が3mほどで且つ横幅があまりでないので、狭い場所での植栽に向きます。
現代の園芸事情に適した品種といえる。

主な植栽利用方法は、生垣やシンボルツリー、鉢植え、寄せ植え等。