2016/08/25 13:08

学名:Ligustrum sinense 'Variegatum'
樹高:約2.0m ※環境と仕立て方にも因る。
樹形:放射状で、株立ちの様。
葉色:緑色の葉に白い覆輪が入る。
剪定・刈込:花後から梅雨明けまでが適期。萌芽力が強いので、他の時期でも良い。
病気:強い。
害虫:ハマキムシ、芋虫等。見つけ次第捕殺。ハマキムシは葉ごと毟り取って潰すと楽。被害が著しい時はスミチオン等の殺虫剤を散布。
日照:日向を好むが、半日陰でも生育する。斑入りではあるが、葉焼けし辛い。
成長:旺盛。
耐寒性:普通。冬の寒さで幾らか落葉することもある。半耐寒性。
耐暑性:強い。
施肥:2月と9月に緩効性肥料。
用途: 生垣や庭木、鉢植え、寄せ植え等。低く刈り込めばグラウンドカバー、花壇も。
花期:5月から6月頃。


【育て方の備考】


・ハマキムシ等の害虫が葉を食害する。ハマキムシは葉が茶色くなり、黒い糞が出るので、綺麗な斑

入り葉の中で目立つ。葉ごと毟り取って潰すと、処理が楽。虫が苦手な人でも捕殺し易い。萌芽力が

旺盛なので、回復は早い。


・害虫の被害が著しい場合は、スミチオン等の殺虫剤を散布する。他の木もそうだが、予防を兼ねて

散布するのも良い。


・斑は変化し易い。斑の入らない枝が現れたら、枝元から切り取る。


・冬の寒さで落葉することがあるが、春に萌芽する。


・乾燥を嫌う。鉢植えで育てる際は、夏の水切れに注意。強健な品種なので、問題になるほどではない。


【概要】

モクセイ科イボタノキ属の半耐寒性常緑低木。

プリペットの名で流通している、セイヨウイボタノキ、別名ヨウシュイボタノキの園芸品種。

日本に自生するイボタノキは落葉樹だが、セイヨウイボタノキは冬でも或る程度葉を残す。

寒冷地の冬では落葉し易いが、春には芽吹く。暖地では葉が残り易い。


シルバープリペットは代表的な園芸品種で、葉に白覆輪が入る。完全な白色ではなく、クリーム色を帯びる。




斑入りの品種は夏に葉焼けし易い品種が多いが、シルバープリペットは葉焼けし辛く、真夏でも美しい葉を観賞出来る。


放射状に枝を良く伸ばし、成長旺盛で萌芽力がある為、刈り込んで生垣に使われる。

また、自然樹形風の庭木にしても、美しい葉とボリュームのある枝振りで大変見栄えが良い。


初夏の5月から6月頃に、香りの良い白い花を咲かせる。


以下で販売しております。