2016/06/16 21:18

学名:Acer negundo 'Flamingo'
樹高:5m~20m。環境により大分違うが、高木になると考えてよい。
樹形:広卵形~卵形。切れ込みがある。
葉色:白覆輪葉。萌芽は桃色。
剪定・刈込:落葉直後が適期。5月~6月の梅雨時に剪定しても良い。
病気:特になし。
害虫:テッポウムシ。成虫による樹皮の食害、幼虫による幹や枝の内部の食害。
日照:日向を好むが、半日陰でも生育可能。
成長:ポット苗はやや遅いが、露地植えは早い。
耐寒性:強い。
耐暑性:普通。
施肥:2月と9月に緩効性肥料。

植栽用途:シンボルツリー、庭木、鉢植え等。洋風。


【育て方の備考】

・カミキリムシ(テッポウムシ)の成虫が樹皮を食害したり、幼虫が幹の内部を食害したりする。成虫は捕殺し、幼虫の開けた穴にはスミチオン等の殺虫剤をスポイト等で注入する。


・特に露地植えでは成長が早いので、希望の大きさと枝振りになるように、毎年剪定が必要。大きさを維持できると同時に枝振りが良くなる。毎年剪定すれば大きさを維持出来るが、自信がなければ予め広い場所に植えた方が良い。


・流通している苗には、挿し木苗と接ぎ木苗がある。接ぎ木苗の場合、台木の芽を切り取る。


・夏に葉焼けする場合がある(特に鉢植えの場合)。夏の強い西日が当たらない場所で育てると良い。


【概要】

耐寒性落葉高木。ネグンドカエデは北アメリカ原産で寒冷地向き。

萌芽はフラミンゴのようなピンク。後に白覆輪葉。大きく目立つ白班は樹冠全体を白く染める。再萌芽もピンクが濃く白班の中で良く目立つ。


とても美しく人目を惹くので、特にシンボルツリーとして人気がある。現代の洋風の家に良く似合う。