2016/02/13 21:33

学名:Juniperus conferta 'Blue Pacific'
樹高:0.1~0.2m
横幅:2~3m ※樹高と横幅は環境にも因る。
樹形:匍匐して放射状に伸びる。段があると下垂する。
葉色:若干青みを帯びた緑色。冬はやや褐色を帯びる。気孔は灰白色。
剪定・刈込:3月から梅雨明け前まで。
病気:強い。
害虫:強い。偶にハマキムシが先端を食害することがあるので、発見次第、スミチオン等の殺虫剤を散布する。
日照:日向を好むが、ある程度の半日陰でも可。
成長:早い。
耐寒性:普通。
耐暑性:強い。
施肥:2月と9月に緩効性肥料。
用途:グラウンドカバーや寄せ植え、花壇、ロックガーデン、鉢植え等。

    段差があると下垂するので、階段や花壇等の壁面を這わせるといった使い方も出来る。
    和洋どちらでも良く合う。
    支柱を立てて枝を立てると、面白い樹形になる。
    潮風に強い。


【育て方の備考】

・地面を這う性質故、土を被ってしまう事がある。放置するとその個所だけ葉が蒸れて枯れる事があるので、気付いたら掃除すると良い。枝を這わせる場所の下に、細かい小石等を敷くと良いが、頑強な種なのでそこまでしなくても良く育つ。

・この品種に限らないが、剪定した個所の付近から複数の新芽が萌芽し、枝振りが良くなる。適宜剪定してボリュームを出すと、より密に地面を覆い、美しい。株元付近まで枝を剪定すると、株元から切る前より多くの枝が伸びる。


【概要】
ハイネズの代表的な品種であり、緑色の匍匐性コニファーとして多用されている。
成長は旺盛で、四方に枝分かれして地面を覆い、段差があると下垂する。
葉は密で平べったい針状。触ると少し痛い。
名前にブルーと付くが、葉色は時節や環境等により、若干青色を帯びたり、冬に褐色を帯びたりするが、通年緑色である。
白色の気孔が美しく、緑色の中でアクセントになる。

冬はやや褐色を帯びる。

丈夫で手間を掛けずともよく育つが、放任し過ぎると間延びした樹形になることもある。適宜剪定すると枝ぶりが充実し、より緻密に地面を覆う。
ハイネズは海岸の砂地に自生するだけあり、耐潮性がある。

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