2016/02/06 20:08

 
学名:Juniperus horizontalis ‘Wiltonii’
樹高:0.1~0.2m
横幅:3~4m ※樹高と横幅は環境にも因る。
樹形:匍匐して放射状に伸びる。段差があると下垂する。
葉色:青緑色。冬は白色と紫色を帯びる。
剪定・刈込:3月から梅雨明けまで。
病気:強い。
害虫:強い。
日照:日向を好むが、半日陰でも可。
成長:やや早い。
耐寒性:強い。
耐暑性:強い。
施肥:2月と9月。
用途:グラウンドカバーや寄せ植え、ロックガーデン、鉢植え等。
   段差があると下垂するので、階段や花壇等の壁面を這わせるといった、独特且つ美しい使い方もできる。
   支柱を立てて枝を立てると、面白い樹形になる。
 
【育て方の備考】
・地面を這う性質故、土を被ってしまう事がある。放置するとその個所だけ葉が蒸れて枯れる事があるので、気付いたら掃除すると良い。枝を這わせる場所の下に、細かい小石等を敷くと良いが、頑強な種なのでそこまでしなくても良く育つ。
 
・この品種に限らないが、剪定した個所の付近から複数の新芽が萌芽し、枝振りが良くなる。適宜剪定してボリュームを出すと、より密に地面を覆い、美しい。株元付近まで枝を剪定すると、株元から切る前より多くの枝が伸びる。
 
・植え付け間隔の目安は、約50cm~60cm。目標とする成長後の大きさに合わせて調整すると良い。
 
 
【概要】
匍匐性のコニファーの代表的な品種であり、グラウンドカバーとして多用されている。
枝が上に伸びず、地面を這うように伸びてゆく。段差があると枝垂れて伸びてゆくので、階段や壁面を形状に合わせて覆う。
 
 
 
 
新芽は青色が強く発色して美しい。
 
 
 
冬はワックスが乗り、白色と紫色を帯びる。