2016/02/02 21:13


学名:Hydrangea macrophylla form. normalis
樹高:2m
横幅:1.5m~3m ※樹高と横幅は環境にも因る。
樹形:株立ち。
葉色:緑色。長さ5cm~15㎝の倒卵形又は広卵形、厚みがあり、表面にやや光沢がある。冬は落葉する。
花色:土壌の酸度によって、花色が変化する。酸性だと青色、アルカリ性だと赤色を帯びる。
    主に青色、青紫色、紫色、淡紅色。稀に白色。
    6月から7月、枝先に小型の両性花多数と、その周りに装飾花を咲かせる。
剪定・刈込:花後に花芽が形成される9月中旬頃まで。冬の落葉期に、花芽を残して剪定しても良い。
病気:強い。
害虫:強い。
日照:半日陰を好む。夏の西日が当たらない所が良い。
成長:普通。
耐寒性:強い。
耐暑性:強い。
施肥:露地植えではあまり必要ないが、1月から2月頃に寒肥を施すと良い。鉢植えでは7月頃にも施肥すると良い。
用途:庭木、鉢植え、花材、シンボルツリー等。小さく仕立てても、広い場所で大きく育てても良い。
    在来種だけあって、和風庭園に良く似合う。


【育て方の備考】

・秋に花芽が形成されるので、強剪定は花後から8月までが適期。4月頃に花芽が形成されるアメリカアジサイとは違うので注意。

・落葉後に大きな花芽と小さな葉芽が見分け易いので、この時期に剪定しても良い。枯れ込んだ枝や込み合った枝等を間引くのもこの時期がやり易い。

・大きくなった株を小さく仕立て直したい場合は、任意の大きさで思い切って強剪定する。

・鉢植えでは根詰まりする前に、一回りか二回り大きい鉢に植え替えるか、株分けする。






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